初めて見れば、デススト

 ずっと待ち焦がれていたデススト。マッツが出てるし、tppもプレイ直後、それはもう楽しみで仕方がない。前情報はあんまり入れたくないからフロムみたいな初期予告ばかりに齧り付き、気づけば1年半。発売日前日にアマゾンお急ぎ便で頼んだのに、クレカがギリ破産してて火曜日にやっと届く謎の焦らしプレイ。

 数多の試練を乗り越えてデススト始めました。

 現時点でプレイ時間は10時間ほど。コントローラが遂に使い物にならなくなった(L2押し込むと前に進む、コントローラ触ってなくても勝手に動き出す、□が勝手に反応する)ので、難易度はEASYに下方修正。以下、その都度思ったこと、整理したいことを書いていきます。
ネタバレはします。間違ってるかもしれません。

 
 端的に言うと、雨宿りと子守しながら物を運ぶゲーム。あと、モンスター飲んでる。
 
 一つずつ言っていくと、まず雨宿りしなきゃいけない。時雨(ときうって読み方がだいぶダサい)という雨が降っててこれが老化を促すからなのだけど、この正体を言うには世界の仕組みから話す必要がある。

 かつて死の概念が具体化、解明された世界(アメリカ)。つまり、人間は死ぬと肉体(ハー)から魂(カー)が離れて具体的存在としてのあの世へ行くと証明されている。そして、ハーとカーの間、あの世とこの世の間に結び目として存在しているのがビーチと呼ばれるもの。個々人が持つ概念的な存在かと思いきや、それだけでなく、具体的にも存在しているのだそう(西海岸のこと?)。
 具体的存在としての「あの世」を構成するのがカイラル粒子と呼ばれるもの。これは時間性のない物質で故に観測できなかった(なんか知らんけど発見されたらしい)。時間性がないからタイムラグなしの無制限大容量通信が可能となったりしている(これを用いて3Dプリンターの要領で素材さえ揃えばどんなものも再構成できる)。
 そんなこんなで世界は発展したけど、ある日、デスストランディングなるものが起こって、あの世とこの世の境界線が曖昧になってしまう。具体的に言えば、カイラル粒子が「この世」に干渉するようになってしまう。それが時雨なわけ。
 地肌で時雨に触れちゃうと急激に老化するから常にレインウェアを着て歩くのだけど、影響はそれだけじゃない。「あの世」のカイラル粒子が降るわけだから、その場所はBTとよばれる肉体を失ったカーが漂っている。そいつらに見つからないように歩かなきゃいけない。BTはちゃんと昇天出来なかったタイプのカーらしいから、見つかると体を取り戻そうと襲ってくるからね。

 このBTに見つからないようにするための探知機の役割を果たすのが、2つ目の子守の要素。BBという擬似子宮に入れられた赤ちゃんを抱えながら歩く。移動中にコケたりするとBBの機嫌が悪くなるからマメにあやさなきゃいけない。
 BBは胎児の状態で母親の身体から取り出される、すなわち、生命以前だから「あの世」との親和性が高い。だからBTを感じることができて探知機に採用されている。擬似子宮だから母親の体内だと錯覚させるために定期的な同期が必要だったりする。
 主人公が抱えるBB-28は記録にロックが掛かってるらしく未だに詳細がわからない。ただ、偶に主人公に同期して、マッツが父親の記憶がフラッシュバックしてくる。大伏線。

 さっき言ったデスストランディング、全貌は未だ掴めてないのだけど大爆発で、これによってアメリカは都市単位で分断されてしまったらしい。だから、3つ目の物を運ぶ事が大事になる。しかも人の手で。かつては無人配送が主流だったけど、それへのアレルギーが出たりして現在は有人配送が基本らしい。人と人の繋がりを求める故にとのこと。ちなみに、逆に配送中毒になって荷物を狙うミュールなる奴らがいる。襲ってくるのでかなり鬱陶しい。
 それで都市間を繋いで行くわけだけど、スタート地点は東から西。それもあって、何となくフロンティア再発見的な面白さがある。
 ちなみに、西海岸線で大統領が囚われているらしく彼女を救いに西進するというのがメインストーリーである。だから、目指すべき世界の謎たるビーチと西海岸が同期するのかなと思ったけど、どうなんやろ。

 色々書きたいことあって始めたけど、面倒になったので今日はここまで